2020バリの旅備忘録② バリの洗礼を受ける

2020-02-11

アラカン(夫)アラフィフ(私)凸凹夫婦、
林住期移行のための夫婦再生プロジェクトバリ旅W
「老後の楽しみ備忘録」お送りいたします。

結婚30年
子育てや仕事、
それぞれのテリトリーでのあれやこれやに
互いに時間と労力を取られ、、、
業務連絡がやっと、なんて時期もありました。
仕事や子育てに余裕ができたと思ったら、あっという間に、え?という年。笑

子どもが独立して、時間も余裕ができて、二人の人生まだ長い。
このあたりで、改めて、
互いの労をねぎらい、恨みをチャラにして(笑)、
いろいろすり合わせしとくと、あとが楽しいのでは?と思うのです。

なので、同年代のご夫婦の旅の参考に、準備や裏話も、書いていきますね。

海外は、30年前のバリ以来の夫が、
集めたバリ本たち。もっとあるよ。笑

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最初の問題は、会話通じる?でした。

バリは、観光地なので英語は通じます。
でも、なさけないことに、
私たちふたりとも、英語にまったく縁がない。

若いころは勢いもあるし、
なにより脳味噌の回転が速いから、
「なんとなく」で、
いろんなことができちゃうし、どうにかなっちゃう。

家電の説明書とかも不要だったでしょ。
さっと流し読みすればOKみたいな。

でもさ。

アラフィフ・アラカンはそうはいかないのです。
海外旅行だったら英語できないと、
ハードル高いし、不安も大きい。

というわけで、
「行きたいあなたが、どうにかしてね」と、
早い段階で丸投げしておいたのだけど、、
その後「旅行英会話」系の本を数冊、
リビングで見かけたことはあるのだけど、。

結局、
旅行の3週間くらい前に、
リビングのテーブルの上に現れたのは、この子。

・・・
・・・ かわいいけど。

・・ええ、
しゃべると訳すニクイやつ
「ポケトーク」ちゃんです。

実際に役に立ったかは微妙なのですが、、
とりあえずの心の友、お守りにはなってくれました。

あとは身振り手振りと
スマホのGoogle翻訳を見せる!という方法で乗り切りました。

どうしても大切な部分は、
バリ人のガイドSさんに、全面的にサポートいただきました。

(カーチャーターしない日も、電話でサポートしてくれたのです)
・・これは、ホントに助かりました。

何の参考にも、ならないね。m(__)m
えーと。
頼りになる信頼できるガイドを見つけよう!・・ちがう?

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バリへは、
成田からの直行便を使いました。
雨期でシーズンオフの1月。

早割チケットなら最安値で取れます。

そんなわけで、
「人参としてのバリ航空券」は、
備忘録①参照)昨年夏のうちに、手に入れてました。

早割引の航空券は、
キャンセルできないのが気になるところですよね。

でもうちの場合は、
早割でチケットを取ってしまったからこそ、
予約後に起こった家修繕モンダイを差し置いて、
バリ島旅行を強行できてしまいました。

チケットを取ってなかったら
いろんな意味で家修繕が優先となり、今年は、行けなかったと思います。

こういうことって、
流れを止めると、
そのまま別の流れになり、

行かずに終わる、、
なんてこともあるから、
(経済的なことや帰ってすぐの修繕リフォームはもちろん鬼大変なのだけれど)
思い切って夏のうちに予約を取ってしまって、良かったなって、思っています。

(追記 この2カ月後に日本でも新型コロナが猛威を振るい始めました。)

*****

ちなみに
私はどちらかというと、
「美味しいものは後に取っておく」人。

こう見えて意外に「安全安心優先」の人。

元々そうだったわけでなく、
家や子どもを守る母親業として、長年そうしてきた、だけなのだけど。

夫は逆に、「先に美味しいものから」を通してきた人。
「やってしまえ、どうにかなる」の人。

この物事へのスタンスの違いは
長年、夫婦の諍いの種になっていたと思う。

私だって、身一つだったら、
怖いもんなんか、ないんですけどね!

とにかく、
「おかあさん」をやっている時は、
怖いものだらけだった。子どもたちは、
「世間様に取られた人質」みたいだった。

架空の「世間様」を恐れ、
自らたくさんの「制限」を作って、
子どもたちや暮らしを守るしかなかった。

お母さん業の後半では、
スピリチュアルな学びを通して、
それらは自分の作った「思い込み」であることを
知ったけれども、、それでもやはり「家族の安全」を最優先してきました。

だって、
「おかあさん」は、
家族の暮らしを「守る」のが、お仕事だもの。
(私は6H山羊火星!)

子どもたちが独立した今、
このバリ島旅行を機会として、
私も、20代前半の頃の私、
「美味しいもの優先」
「やってしまえ」の人に戻れた気がしますので、
夫には、覚悟してもらいたいと思います!

*****

バリ島は、ここ。

旅サイト「ちょっとそこまで」から画像お借りしました。

直行便だと約7時間半。時差は1時間です。
朝成田を11時に出発で
デンパサールに17:30(現地時間)に到着。

私たちは、
最寄駅からリムジンバスで空港へ。

駅までは、「心配だから」と
前の晩から泊まりに来てくれた息子が車で、送ってくれました。

あんなに心配だった息子(月牡羊座)が、
今や、心配してくれるようになったのか!と感慨深かったです。ありがとー。

第1ターミナル到着。

空港には早めについて、
荷物を預けてカフェで朝ごはん。

(ちなみにダウンコートも空港に預けました)

私は、旅への期待高まる
(いつもは国内線だけど)
この待ち時間が大好きで、空港には、不必要に早めに行きます。

この日は、
DEAN&DELUCAのアボガドトースト。

夫は同じもののベーコン付き。

(なぜか真似して、写真を撮る夫)

なぜ空港って、ワクワクするんでしょ。

予定通りガルーダ機は11時発、
安定飛行に入ったら、すぐお昼でした。

夫は普通食。

和食、煮物と蕎麦(!)でした。

私はベジミール。マッシュポテトトマトソース。

飛行機からの景色は大好きで、
ついつい写真を何枚も撮ってしまう。

青い空、白い雲、下には緑。

太陽光は、その隙間を繋いで様々に彩る。

若いころは、
7時間狭い椅子に座ってるなんて、
永遠に感じる地獄の退屈時間でしたけど。

今や、とても豊かでありがたい充実時間。
なにもない時間を楽しむことができる。

17:30定刻通りバリ島着。

ガルーダ、いたーーーーー!!いえーい。

ひょー。

キレイで広すぎる空港で、ビックリです。

そりゃ30年前とは違って当たり前だけど、。

税申告書は事前にネットで
書き込み内容を写メ準備済み。笑

意外に面倒、小さな字の書類。
老眼が堪えます。。。。

そして、空港の外へ!

たくさんの出迎えの人。

ここでまさかのトラブル!
ホテルからの迎えがきていないー!!

agodaを通して
予約した懐かしのコテージ・ホテル。

名前こそ変わっているけれど、
30年前と31年前に宿泊したところ。

空港からほど近いから、
歩いても行けるほどなのだけど、、。

空港の案内所の方が、
呼び出しをかけてくれたり
ホテルに電話をかけてくれたりしても、
埒が明かず、仕方なくタクシーで向かいました。

最初から出鼻をくじかれた形の私たち。

例のこの子、
あんまり役立たず。

おい。

空港で待って居て!と言われたり、
ホテル側が支払うからタクシーで来て!と
言われたりした(と聞こえた)のだけど、
到着してみれば、フロントには、なにも伝わってなくて。

翌々日にバリ人ガイドSさんに、
顛末を確認してもらったのだけど、結局、真偽はわからずじまいでした。

これがバリの洗礼ってやつ??

到着は夕方でまだ明るかったのに、ホテルチェックインはもう真っ暗。
広い敷地の自分たちのコテージまで、カートで送ってもらって、ようやく一息。

空港でのやり取りに疲れてしまって、
ルームサービスで、夕ご飯にしました。

バリに来たら、
お決まりのサテ、
ナシゴレン、ミーゴレン!

1本目のビンタンを飲みながら、
明日からの戦略を立て直したのでした。

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