「星の巡礼」土星とキロン~現実と見えない世界を繋ぐ~

2020-08-13

あっという間に8月も半ば。
なんだか、
夢を見ているようなおかしなスピードの2020年。

この特別な夏は、
2つの連続講座をオンラインで開催しています。

先週末は、出生の星に繋がる「星の巡礼」の5回目。

「土星」と「キロン」。

この星々に繋がる瞑想ワークは、
ご自身の中の様々な「断片」を「すべて自分」であると、
体感できるように、デザインされています。

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今回ワークした土星について、少し。

土星は、
「現実社会の秩序」を司る星です。

小さな頃・若い頃は、
この「土星」のエネルギーを
コンプレックスや自己否定につなげて
感じてしまうことが、普通です。

誰でも、
「オトナ(土星)」が
うとましく怖かった経験があると思います。

指図され、ダメ出しされ、
強制的に、型に嵌められる。

そんな土星のエネルギーは、
どこか悲観的で窮屈で、
厳しく怖く感じますが、
実は同時に、
私たちを
この現実世界に着地させ、
「保護し安定させてくれる」
エネルギーでもあります。

なにかを
現実的に、
動かしたり創り出したいときは、
必ず土星の「凝固力」のような、
冷え固まるエネルギーを必要とします。

得意・不得意が分かれる、土星。

(年取るにつれ、使えるようになります。)
どうぞ、繋がり馴染み、
もらった情報を活かしてくださいませ。

この力も、
自分のものであると腑に落ちると、
現実世界を構築できるようになります。

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土星の枠型を越えて、
普遍意識を得ていくのが
次回に繋がる、天王星。

土星から
天王星意識へと
歩を進める前に、
この二つの意識を繋ぐ
小惑星「キロン」についても、
今回、繋がる瞑想をしました。

この小惑星の軌道は、
土星の内側を通り、
天王星の外側まで達しています。

文字通り、現実枠の内外の、橋渡し。

望遠鏡をつかわないと見えない
天王星・海王星・冥王星の
トランスサタニアン達は、
目に視えない
集合無意識的な
エネルギーを司ります。

目に視える土星の現実社会と、
見えない世界の断絶に、
懸け橋をかけるのが、
「傷と癒しの星」と言われる
キロンです。

いわれのない「傷」を負った者は、
その痛みと虚無と引き換えに、
その彼方にある
別の次元を観ることができる、、
ということを
キロンは教えてくれています。

この賢者「キロン」の持つ「傷」と
「癒しのチカラ」の神話については、
また別の機会に譲りますね。

(思い入れ多すぎて。笑)

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この夏は、

土星=いままでの現実社会

天王星=その向こうにある
    普遍的未来次元


繋ぐ季節。

(以前、「踊り場」と表現しましたし、
年末グレートコンジャクションが
起こるのは水瓶座=天王星意識)

普遍的な社会を観るためには、
小さな枠の世界を破り出るには、
「傷」の体験が、
不可欠なのかもしれません。

セッションでお越しいただいた方、
友人・知人、
そして私自身も、
今までにないような経験や、
心境の変化を体験しています。

それは永遠の別れだったり、
愛着のあるものとの決別だったり、
実績の破壊・飛散だったり。

そして。

価値としていたものに、
価値を観られなくなり、
価値を見出せなかったものに
価値を観るようになった。
そんな体験をいくつも聞きます。

いま私たちは、
ふたつの世界を繋ぐ、
不思議な時間の中にいる。
この二つの世界の落差を
自らの「進化」と
とらえるか、
やってきた「破壊」と
とらえるかで、
その先にある世界が、変わります。
今このときこそ、
「現実は自分の意識が創る」こと、
わすれないようにしたいですね。

photo/2017夏の神津島

落差の夏、
次元を上がるための夏、
置いていくものと持っていくものを決めましょう。

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